健康のひけつ
意外と知らない運動のお話

「運動は健康に良い」はすでに常識。メタボ・糖尿病・高血圧など、運動で予防・改善できる病気はたくさんあります。さらに意外な運動の効果もわかりつつあります。これを知れば、きっと明日、誰かにしゃべりたくなる!?

DATA FILE

運動は認知症を予防する

Laurin D et al, Arch Neurol, 2001

約5千人を約5年間追跡した研究。運動量が多い人は、少ない人より、約3~5割 認知症になりにくい。


Inoue M et al, Am J Epidemiol, 2008

約8万人を約10年間追跡した研究。運動量が多い人は、少ない人より、約1.5~2割 癌になりにくい。


運動は脂肪肝を予防する

Tsunoda K et al, BMJ Open, 2014

約1万人を約4年間追跡した研究。中~高強度の運動を週2回以上している人は、運動していない人より、約2~4割 脂肪肝になりにくい。

本研究は、明治安田新宿健診センターの各種データを活用した研究成果の一部です。

(参考)どのくらい動けばいいの?+10(プラス・テン)から 始めよう!

「アクティブガイド」とは、厚生労働省が2013年に発表した健康づくりのための身体活動の指針です。国内外の科学的な研究データに基づき、健康づくりに効果的な「からだの動かし方」が示されています。

「アクティブガイド」PDFのダウンロード

出典 厚生労働省「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」

更新日:
2015年9月1日
発行者:
公益財団法人 明治安田厚生事業団
元記事名:
MYヘルス・ブレティン
「第4号特集 意外と知らない運動のお話」